海外に住むなんて考えてもいなかった
海外に住むなんて、正直まったく考えていなかった。
でも、長期で旅を楽しめる時間はもう来ないだろうなとは思っていた。
看護師を目指していた大学時代、周りの先輩たちにこんなことを言われた。
「4年の夏休みはあるようでないものだよ」 「働き出したら休み希望なんて取れないぞ」
それを聞いてすぐ決めた。大学3年の夏休みの間だけ留学した。ケジメというか、やれることはやっておこうという気持ちで。後悔のない人生を送ろうと勢いに任せて。
夜勤明けにふらっと海外へ
看護師になってからも、旅への気持ちは消えなかった。
休み希望を出すほどじゃなくても、夜勤明けで2連休になったら一人でふらっと海外に行っていた。そんな遠くまで行く時間はないので台湾や韓国へ。それでも短期でも行ける時間とお金があったのは、今思えば最高だったと思う。
突然やってきた「海外に住む」という選択肢
そんな生活を5年続けて、病棟看護師としてはもういいかなと思い始めていた頃、海外に住むという選択肢が突然やってきた。旦那の会社から海外出航の話。
こういうのってあまり乗り気じゃない人が多いと思う。でも私はハッピーすぎた。
国も良かったし、子供がまだ小さくて英語を自然に学べる環境に飛び込めるのも最高じゃんと思った。正直そんな軽いノリで行きたくない気持ちなんて一ミリもなかった。
看護師免許という謎の安心感(笑)
仕事については、5年間夜勤をガンガンこなして、正直病棟ではもう働かないかなという気持ちがあった。でもクリニックやデイサービスなら全然大丈夫でしょ、という謎の安心感があった(笑)。デイのバイトで元気なおじいちゃんおばあちゃんと関わるのがストレス発散になっていたくらいなので。
看護師免許がある、それだけで根拠のない自信があった。
家族一緒に、が自然な選択だった
家族がバラバラに住むという選択肢は、なんとなくなかった。高校くらいまでの感覚から、単身赴任みたいな形はうちには合わないかなと思っていた。だから一緒に行くのは自然な流れだった。
こうして私の東南アジア生活が始まった。


